第29回日本医療情報学会春季学術大会 in 仙台で,広島大学病院様でのBPM導入事例について報告しました.

2025年7月3日~7月5日に仙台で開催された,第29回日本医療情報学会春季学術大会にて,粂(代表取締役)が広島大学病院様でのBPM導入事例について,フィッティングクラウド社様ランチョンセミナーでの講演,ならびにポスター発表をおこないました.

1.ランチョンセミナー(フィッティングクラウド社様)

「Weberiを利用した院外からの電子カルテ利用環境の構築」に関して発表しました.

 Webアプリケーションの導入に際し,導入したWebアプリケーションを実際に運用するまでには,アカウント管理に伴う連絡や権限確認など,様々な前提作業・後処理作業が発生します.ハイスマートでは,新規に導入するWebアプリケーションを運用するために必要な業務プロセスをBPMで補間するソリューションを提供します.新しいWebアプリケーション導入に伴い発生する雑務を吸収することで,職員は特段新たな管理業務に追われることなく新たなWebアプリケーションを導入することができます.実際,使用方法のマニュアル配布や,複数診療科にまたがる権限者確認作業等をBPMを介して行うことで,職員の手間を一切かけずに数百件単位の準備作業を完了することができました.

発表資料https://www.docswell.com/s/kumenaoto/5MVW98-2025-07-04-121500/1
プレスリリース2025.06.12 フィッティングクラウド社
https://www.fittingcloud.co.jp/news/2025/nr_20250618.html

2. ポスター発表(広島大学病院事例)

「オンコール診療向けの電子カルテリモートアクセス管理業務フローのビジネスプロセスマネージメントツールによる実装」に関して発表しました.

ランチョンセミナーでは,他のWebアプリケーションを導入する際のWebサービス間の連携について発表しました.ポスター発表では,広島大学病院での導入事例とその成果について発表しました.広島大学病院様の事例では,医師がリモートから電子カルテにログインするためのセキュリティ設定や端末設定,アカウント設定にBPMを用いています.情報部門スタッフが管理業務から解放され,BPMから連絡を受けたアカウント情報を個別システムに登録する業務に集中することができました.その結果,従来,確認業務と登録作業に 210分かかっていた作業がたったの40分に短縮され,人件費換算でも140万円かかっていた作業が,26万円で収まる結果となりました.

発表資料https://www.docswell.com/s/kumenaoto/5DW8N6-2025-11-21-155806/1
講演情報https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jami2025/presentation/PB1-10
CITE粂 直人. オンコール診療向けの電子カルテリモートアクセス管理業務フローのビジネスプロセスマネージメントツールによる実装, 第29回日本医療情報学会春季学術大会シンポジウム, PB-10, 2025/07/04 (仙台)

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